デヴィッド・フィンチャー監督作のゲーム(The Game)を鑑賞したので感想を
あらすじは映画.comから引用
投資家として成功したものの、離婚後、孤独な毎日を送っていたニコラスは48歳の誕生日に弟コンラッドに再会し、CRSという会社のゲームの招待状を受け取る。ニコラスは好奇心からそれに参加するが、その時から奇妙で不可解な事件が続発。命まで危機にさらし、そのあげく財産や邸宅まで奪われることに……。「セブン」に続いてデビッド・フィンチャー監督が放ったサスペンス・スリラー。不条理な恐怖と謎の連続が観る者を不安へ陥れる。
点数 75/100
やっぱりデヴィッド・フィンチャー監督作品すげえわっていうありきたりな感想
最初の少年時代の回想シーンからフィンチャー演出バリバリでセンスいいわあ
日常に起きる出来事すべてに実はCRSが関わっているんじゃないかって思えるような作りがすごく怖い
テレビのニュース番組が突然自分に話しかけてくる演出とかわざとらしくない程度の加工したアナウンサー感が凄く好きだった
序盤は日常に多少の刺激を与えるような内容ばかりだったのがだんだん死に関わるような事件に巻き込まれていくというのも、すごく感情移入しやすい作りになっているし、起こる出来事も元からある仕事や人生にちゃんと関わってきているというところもパラレルワールドにならずにちゃんと現実なんだって確認させられる作りもすごくイイなあって思った
なんといっても最後のどんでん返しに次ぐどんでん返しは鳥肌モノ
まああれだけ大きなことをしているわけだから警察とかいろいろどうなってるのとか考えちゃうのは仕方ないんだけれどもストーリーもその映像美もすごく好みで何度も言うようにデヴィッド・フィンチャー監督すげえわあっていう感想がまっさきに出てくる
セブンやファイトクラブと比べるとやっぱり見劣りはするもののフィンチャー節は炸裂してるのでおすすめです