ジョン・マクティアナン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のラスト・アクション・ヒーローを鑑賞したのでつらつらと
あらすじは映画.comから引用
映画好きな少年が、スクリーンの中のアクション・ヒーローと共に大冒険を繰り広げるファンタジー・アクション。監督・製作は「ザ・スタンド」のジョン・マクティアナン、共同製作は「ファイティング・キッズ」のスティーヴ・ロス、エクゼクティブ・プロデューサーは本作の主演でもある「キンダガートン・コップ」のアーノルド・シュワルツェネッガー。ザック・ペンとアダム・レフの原案をもとに、「ラスト・ボーイスカウト」のシェーン・ブラックと、デイヴィッド・アーノットが共同で脚本を執筆。撮影は「パワー・オブ・ワン」のディーン・セムラー、音楽は「リーサル・ウェポン3」のマイケル・ケイメンが担当。他の出演は、「バーチャル・ウォーズ」のオースティン・オブライエン、「エイリアン3」のチャールズ・ダンス、「ローデッド・ウェポン1」のF・マーリー・エイブラハム、「モブスターズ 青春の群像」のアンソニー・クイン、「フィッシャー・キング」のマーセデス・ルール、「炎の少女チャーリー」のアート・カーニーなど。他にティナ・ターナー、ロバート・パトリック、シャロン・ストーン、ハマー、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、チェヴィ・チェイス他がカメオ出演している。
シュワルツェネッガー ラスト・アクション・ヒーロー : 作品情報 - 映画.com
Last Action Hero 1993 Trailer - YouTube
点数 80/100
※シュワちゃんを連呼していますご注意ください
まあシュワちゃんが何でもやっちゃうのが見てて爽快だし、シュワちゃんがシュワちゃんであるから期待を裏切らない
映画大好きなダニー少年が写技師であるニックから魔法のチケットをもらい、シュワちゃん演じるジャック・スレイター4の映画の中に入っちゃってジャックとともに映画の中を大暴れするが・・・という流れ
ダニー少年と写技師のニックとの関係はニュー・シネマ・パラダイス思い出させるね
ああいうおじいちゃんって見ていてすごくホッとさせられる
映画の中の映画を見てるわけだからなんでもありなわけだし、わざとそういう作りになっているのはシュワちゃんを引き立たせてる
いろんな映画に出演してきたからこそのシュワちゃんのキャラクター性がこの映画で存分に生かされてると思う
ジャック・スレイターの中ではアクション映画のテンプレに当てはめたかのような作りになってるのも見ていてとても楽しい
なんといってもいろんな人がカメオ出演しているのも見逃せない
ジャック・スレイターの中ではターミネーター2はシュワルツネッガー主演ではなく、シルベスター・スタローンが主演であったり、ターミネーター2のロバート・パトリックがT-1000の警官の格好で出てきていたり、その後の現実世界では試写会になんといってもジャン・クロード・ヴァン・ダムが出てるんです!
スーパーヴァンダミングアクションは残念ながらないですけど
現実世界に出てきたあとの映画と現実の比較みたいなものは少し行き過ぎなところもあるとは思うけれども、「これは映画なんだから」と、「これは映画じゃないんだから」という対比は見ていて面白い
映画の中のフィクションである人物が現実世界にいるんだから面白くないわけがないし、ジャック演じるシュワちゃんとジャックが対面するシーンがあるのにちゃんとジャックとシュワちゃん本人のキャラクター分けがしっかりしているから見ていて、ああ映画スターのシュワちゃんだと再確認させられる
最後の展開とかは目頭が熱くなるね
パロディとしてE.T.であったり、シュワちゃんの名台詞をバンバン言わせてるところは素晴らしい
地獄に落ちろっていうのはベネットに言ってるセリフでしかないし、I'll be backとかももちろん言ってくれるから胸熱
ここからはちょっと気になった点
お母さんにジャックを紹介するのはお母さんがシュワちゃん知らないのには違和感しか残らなかったかな
あとは、チケットの切れ端がどうなったのかということ
ひとつはダニーが持っているとして、死神をスクリーンから出したチケットはどうなってんだろう
あと死神はこの後どうするんだろう
割と狙いすぎてる点が多く、内容も子供向けと言ってしまったらそうでチープな点は否めないかなあ
でもそんなことが気にならないぐらいシュワちゃんが文字通りの映画スターであるから、ずっと見ていられる映画でした
普段は字幕でしか映画を見ない自分もシュワちゃん映画は昔から慣れ親しんだ玄田さんの声の吹き替え見ちゃいますね
子供の頃からTVでシュワちゃんを映画ヒーローとして見てきた世代としては大満足な映画でした
ではでは