内容はよく知らないけれどラストシーンは知ってる映画でお馴染みのシェーンを鑑賞したのでつらつらと
解説は映画.comから引用
「生きるためのもの」のジョージ・スティーヴンスが製作監督に当たった心境的西部劇で1953年の発売。ジャック・シェーファーの小説から「果てしなき蒼空」の原作者A・B・ガスリー・ジュニアが脚色し、「腰抜けモロッコ騒動」のジャック・シャーが台辞を追加した。テクニカラー色彩の撮影はロイヤル・グリグス、音楽は「戦う雷鳥師団」のヴィクター・ヤングの担当である。主演は「砂漠部隊」のアラン・ラッド、「西部を駈ける恋」のジーン・アーサー、「三銃士(1948)」のヴァン・ヘフリンで、子役のブランドン・デ・ワイルド、「突然の恐怖」のジャック・パランス、「三人の名付け親」のベン・ジョンソン、「アリゾナの勇者」のエドガー・ブキャナン、エミール・メイヤー「暗黒の恐怖」、エライシャ・クック・ジュニア「犯罪王ディリンジャ」、ダグラス・スペンサー「インディアン征路」、ジョン・ディアクス「マクベス(1948)」、エレン・コービー「恐怖の一夜(1950)」などが共演している。
Shane (シェーン)-"The call of the far away hills" - YouTube
点数 70/100
ストーリーのテンポが凄く良くてあっという間に終わっちゃうような感覚だった。
やっぱりラストの名シーン「シェーン カムバーック」は鳥肌立っちゃうし、グッと来たね。前々から知ってたシェーン死亡説があるラストシーン。墓地の場面でも手はぶらーんとしてるものの手綱ひいてるから死んでないと願いたい終わり方。初めて知ったんだけれどもグッバイシェーンってシーンも有ったんだね。見たのにはなかったけれども。
序盤のシェーンとジョーの息のあった木の根を倒すシーンとか、そのあとでの酒場での殴りあいはすごくいい。それでおいて、終盤の友情からの2人の殴り合いがあるのもたまらんね。
それでおいて、大切なシーンでしか銃を抜かないシェーンは案の定の早打ちでそれもまたかっこいい。
本編を通して、子供のジョーイの目線というか、ジョーイの顔をこれでもかとカットインさせてくる編集はシェーンに憧れるジョーイであったり、それでも何もできないジョーイを描いていたのかな。
話の内容も善悪がはっきり分かれているのも見ててわかりやすかったし、西部劇の割には銃の撃ち合いも少なく、人間ドラマに重きをおいているから西部劇苦手な人でも凄く見やすい作品だと思う。
北軍いじりは露骨過ぎて笑ってしまったけれども。
犬の達者な演技であったり、マリアンがシェーンに心惹かれていくさまであったり、すごく見応えがあったものの、1部のスタジオのセット感が否めなかったり(荒野のシーンも多くかっこいいんだけれども)、王道なストーリー過ぎてしまうところとかはやっぱり現代の作品を見慣れすぎて目が肥えている自分を恨むしかないよね。
ではでは