りょーまの休日 好きなものすべて

twitterじゃ伝わらないような"なにか"を多少は考えながら ご意見はtwitterで@ryomapopまで

ロボコップ 2014年版(ネタバレあり)

あの1987年公開(日本だと1988年)のロボコップのリブート作であるロボコップを鑑賞したのでつらつらと

解説は映画.comから引用

 瀕死の重傷を負った警察官が全身を機械化したロボコップとなって活躍する姿を描いたポール・バーホーベン監督による大ヒットSFアクション「ロボコップ」(1987)を、新たに映画化。2028年、巨大企業オムニコープ社がロボット技術を一手ににぎる世界。米デトロイトで愛する家族と暮らす勤勉な警察官アレックス・マーフィーは、勤務中に重傷を負い、オムニコープ社の技術によりロボコップとして新たな命を得る。驚異的な力を身に付けたアレックスだったが、そのことから思わぬ事態に直面することとなる。監督はブラジル出身の新鋭ジョゼ・パジーリャ、アレックス役はスウェーデン出身のジョエル・キナマンゲイリー・オールドマンサミュエル・L・ジャクソンマイケル・キートンらが脇を固める。

ロボコップ : 作品情報 - 映画.com

 


2014/3/14公開『ロボコップ』予告編 - YouTube

 

点数 78/100

今作のロボコップはリブート版ということもあり、3作続いた前シリーズとは一味違った作品になってました。1作目のリメイクではなくリブートと表現しているのはそのため。

今作のテーマとしては1987年版ではあまり表立っていなかった家族愛が結構な割合で描かれているなあと感じました。前作であったドロドロのミールを食べるシーンだったりとか顔の表面だけが人間だったりとかそういう気持ち悪さはあまりなく、いかにも現代風にロボコップを作ったらどうなるかっていう雰囲気が賛否両論別れると思うけれども自分としては凄く良かったと感じた。

MGMのおなじみのライオンの吠えるシーンが(「・ω・)「ガオーではなく唇を震わすプルプルという発声練習音に置き換えられているところからもう画面に釘付け。

ポール・バーホーベン監督のお馴染み演出であるニュース番組からはじまりこの世界がどうなっているか。そしてアメリカはどうなっているかというところから始まるのはいいね。サミュエル・L・ジャクソンの右よりのあの感じすげえよかったな。

そこでテヘランの実際にロボットが配置されている現場の映像が流れるんだけれども、ロボット兵士とポール・バーホーベン版でもいた二足歩行のでかいロボット(ED-209)の構図がすごくメタルギアソリッドサイボーグ忍者メタルギアREXを連想させたなあ。自爆テロのシーンとその子供のシーンは、感情のないロボットが人を守れるのかっていう問題提起としてすごくよかった。

マーフィーの相棒が自分のせいで怪我してる設定だったりそれが汚職につながっているっていう設定とかは凄くおもしろかった。

新生ロボコップは黒基調とした前作とは全く違うデザインになっていたけれどもダークナイト・ライジングのバットマン連想されてしまうのは仕方ないのかなあ。

黒基調としたことでラストのシルバーになったときの興奮はすさまじいね。

自身の機械化された身体がだんだん取り外されて、頭と内臓すこしと右手の先っぽだけしかないマーフィーのシーンはえげつない表現するなあと思うと同時に、この演出すげえなあって凄く感心した。機械の身体を見せないように顔をアップにして妻とビデオ通話するシーンもよかった。

終盤オムニスコープ社での戦闘。あそこのED-209とロボコップはこれもメタルギアの話になるんだけれどもMGS4雷電と月光との戦闘シーンを彷彿とさせたかな。ロボコップもどうせなら刀使えばいいのにってね。

ロボコップがピンチの時には相棒が助けに来てくれる演出も凄く熱い。

エピローグのニュースではブラックジョークがすごく効いていたのは好きだった。アメリカ万歳。

ちょっと気になった点をここから

ノートン博士がなんか凄くぶれた人間に見えてしまうのは仕方なかったのかな。もうすこし一貫性を持って欲しかった。感情を抑えたのにマーフィー自身の力で復活っていうのももう少しなんかあって欲しかった。自身の事故現場の復元を見ただけっていうのは。ラストシーンはやっぱりポール・バーホーベン版の爽快感には及ばないし、そこも感情論でいいんだっていう印象。まだ機械じゃないんだっていう証明であるのかもしれないのだけれど。

中国受け狙ったのかもしれないけれど、実験施設が中国だったっていうのはなんだかな。あと、中国での戦闘準備シーンはいらなかったな。中盤のバロンを追い詰める暗闇の戦闘シーンが凄くかっこよかったのにもったいない。

あと、いいところでもあるニュース番組はその前のシーンまでのまとめ要素と世論の動きとかを表現しているんだろうけれども、どうしてもテンポが悪くなってしまっているのは気になった。

 

ポール・バーホーベン作が完璧すぎるほどの傑作であるからこそ、このベクトルの違うテーマだったり、大幅にストーリーやデザインを変えたことは正しいと思う。2014年版ならではのテーマだったり現代のCGを存分に使ったアクションシーンだったりの面白さがあり、存分に楽しめる作品だったと思う。

賛否両論別れる作品ではあると思うけれども現代に蘇ったロボコップは一見する価値有りです

 

 このBlu-rayセット熱いよなあ。

 

ではでは