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ボディ・スナッチャー/恐怖の街(ネタバレあり)

ドン・シーゲル監督のボディ・スナッチャー/恐怖の街を鑑賞したのでつらつらと

解説は映画.comから引用

カリフォルニア州の小さな町。医師マイルスの周辺で異変が。人々は肉親が別人になってしまったと訴え始める。やがて明らかになる驚愕の事実。マイルスは、巨大な豆のサヤの中で人間が複製され、それが本物と入れ替わっていたことを知る! 未知の生命体による侵略の恐怖を描く。78年、そして93年にもリメイクされた。

ボディ・スナッチャー/恐怖の街 : 作品情報 - 映画.com

 


Invasion of the Body Snatchers - Official Trailer ...

 

点数 70/100

ドン・シーゲル監督作品で1956年公開のボディ・スナッチャー/恐怖の街です。後に何度もリメイクされる古典SF映画の名作で、アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録もされています。

スナッチャーといえばやっぱり、小島秀夫監督作品のスナッチャーを連想させますよね。まああちらはブレードランナーから影響を受けていましたが。

中盤になるまでSFっぽいものがまったくもって出てこなくて、中盤以降出てくるものも人間に成り変わるサヤとそこからできた自分そっくりの自分マネキンぐらいなんですよね。なのに、自分の周りの人が続々と成り変わっていくっていうちゃんとしたSFになっているのはドン・シーゲルならではといったところでしょうか。

製作にはサム・ペキンパーも携わっており、出演もしているところも注目したいところ。

プロローグに警察に捕らえられた主人公がその出来事を精神科医に話すところからスタートし、そのまま心情を踏まえつつの回想、そしてエピローグでプロローグ場面に戻ってきて事態の解決に向かう終わり方はすごくいい作りだなあと感じました。

予算があまりかけれなかったというものあって、誰かに成り変わった人は見た目は人間そのもので、違いはその人の身近な人が「なにか違う」というセリフのみで表されるだけなのにそれでも十分怖さが伝わる作りが凄くいい。

後半になるにつれて、序盤で人間だったであろう人が成り変わられていき、その違和感について何も言わなくなっていくのは次は誰が狙われるのかとか考えさせられるし、実はこの人はもう変わってしまっているんじゃないかとかいろいろ考えるのも怖い。

また、終盤は町の人達総出で主人公たちを襲ってくるところもとてもこわい。

なによりテンポが良く、上映時間も80分と凄く短いのもとても見やすくてよかった。

ただ、終わり方が一気に現実味なくなっちゃうのがなんだかな。一地方の街で行われている中でのSFはもしかしたらありえるかもしれない。って思えるものの、唐突に病院に搬入される人から今まで話していたことが事実だとわかり、刑事が全米に通達し終わると一気に冷めちゃうんだよな。でもあの終わり方だからこそストーリーのスピード感とその後の後味のすっきり感が成り立つのかな。あの取り調室に人は全員成り変わっていて、主人公も最後眠っちゃってそのままEndとかだったら面白かったような

 

そんなこんなでボディ・スナッチャー/恐怖の街、様々なリメイクの元にもなっている映画でもあるためおすすめです。

 

 着色版であったりさまざまなバージョンがあってプレミア付いているようですね。

一度カラー版も見てみたい。

ボディ・スナッチャー/恐怖の街 [DVD]

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ではでは