クリント・イーストウッド初監督作品の恐怖のメロディを鑑賞したのでつらつらと
解説は映画.comから引用
巨匠クリント・イーストウッドが監督デビュー作として手掛けた心理スリラー。米カリフォルニアにある海辺の町でラジオDJをしているデイブ(イーストウッド)は、行きつけのバーで、E・ガーナーの名曲「ミスティ」を毎晩リクエストしてくるエベリンと出会う。デイブは出来心からエベリンと一夜を共にするが、その日からエベリンはデイブにつきまとうようになる……。共演にジェシカ・ウォルター、ドナ・ミルズ。イーストウッドとのコンビで知られるドン・シーゲル監督も友情出演。
Play Misty For Me (1971) - trailer - YouTube
点数 70/100
恐怖のメロディはダーティハリーと同じ1971年に公開されたクリント・イーストウッドの初監督作品です。
この当時にしては珍しく、ラジオDJにつきまとうストーカーを題材にしたホラー映画となっていて、この頃からクリント・イーストウッド監督の魅力が多く感じれる作品でした。
ダーティハリーでも組んでいるドン・シーゲルもゲストで出演してます。
クリント・イーストウッドのクールなDJがすごくかっこいい。ものを多く語らないようなイーストウッドはやっぱり合うよね。
ストーカーであるイブリンを演じたジェシカ・ウォルターの怖いこと怖いこと。序盤はデイブ(クリント・イーストウッド)の番組に、原題にもなっているミスティをリクエストする1ファンだったのが、デイブ行きつけのバーに待ち伏せし、その後デイブと関係を持ち始めると一気に恋人ヅラを勝手に始める女で凄く気持ち悪い。普段は穏便な性格なのに、突然ヒステリックを起こし始めるところとかほんとに怖い。ストーカーの怖さって日常に起こり得ることだから身近に感じてしまってより恐怖に感じる。
そんな怖さも、中盤で一度デイブの家政婦に対し、殺人未遂を起こしてしまい警察に捕まってしまうので一気に冷めてしまうところがすごく残念だった。そこから、本編とはあまり関係ないライブフェスであったり、元恋人とよりを戻す青姦シーンであったり、中盤で凄くだれちゃうのがなあ。その後イブリンが釈放されるって展開もなんだか納得いかないし残念だったかな。
終盤のあっけなさもなんだかなあ。
それでも、ラジオDJを題材にしてるだけに、音楽の使い方とかすごくよかったし、これから数々の賞を受賞するイーストウッド監督の若き才能を感じられる作品でした。
熱狂的なファンの怖さといえばこれ
未見ですが同様のテーマで今作を参考にしているらしいですね
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