ジャン＝クロード・ヴァン・ダム出演のサバイバル・ソルジャーを鑑賞したのでつらつらと
解説は映画.comから引用
ジャン＝クロード・バン・ダムが出演するアクションコメディ。社員の心身を鍛える研修のため無人島に送り込まれた気弱な会社員クリスは、そこで待ち受けていた元海軍兵士ストームの下で体力強化トレーニングを受けることに。しかし、ジャングルに潜む自然の猛威が一行を襲い、さらに身勝手な同僚フィルの自己中心的な行動が混乱に拍車をかける。普段は頼りないクリスだったが、ボーイスカウトの経験を生かして知恵と勇気を振り絞り、無人島からの脱出を目指す。主人公クリス役はテレビシリーズ「The OC」のアダム・ブロディ。元兵士のストームをバン・ダムが演じる。
点数 50/100
全くのれなかったですね。
まだ見てない人のために書いておくと、ヴァン・ダムはあくまでも出演であって主演ではないところ。それでおいて言うほどの見せ場もないところがすごく残念。
会社の研修旅行でヴァンダム演じる教官ストームに無人島に連れて行かれ、飛行機を運転してきたおじいちゃんパイロットが心臓発作なのか知らないけれども死んでしまいサバイバルしなければならないといった内容。
序盤のこれから無人島でどうすればいいのといったパニック感もテンプレに当てはめたような感じで、唯一頼れそうだった教官ストームも虎に襲われ行方不明になるところとかはありきたりであって、ヴァンダム期待で見るとがっかりくる感じ。
その後も、会社の上司でいつもいいとこ取りをしていたフィルと主人公クリスとの対立やその他ゴタゴタなどコメディタッチではあるもののただ乱暴に汚い言葉を並べてるようなだけで全然笑えなかったなあ。
個性的なキャラクターは数多く居て、うさぎ大好きなブレンダだったり、アジア系の召使からペットのようになっていたトロイだったり面白くなり得る要素は数多くあったと思うのだけれども、どれも今ひとつだった気が。
ブレンダがうさぎ好き設定なら野生のうさぎを見かけたら食料のために突然汚い言葉を発しながら狩るぐらいの描写はあっても良かったんじゃ。サバイバル感が全然無いように思えたかな。
あと、島にあった倉庫はなんのためのものだったのかとか、いろいろ突っ込みたくなる要素も多かったのが残念。虎が野生でいるのにキャンプして外で寝るとかありえないでしょ。
主人公クリスが最初のダメダメから徐々に成長していくのとか別にいいですけれど、最後会社辞めちゃって恋人とどっか出て行くのとか吊り橋効果にしか感じられなかったんですけどいいんですかね。
ヴァンダムがコメディに出演していることと、最後の回し蹴りとその後の顔で＋50点な映画でした。
