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そして父になる(ネタバレあり)

是枝裕和監督作品のそして父になるを鑑賞したのでつらつらと

解説は映画.comから引用

 是枝裕和監督が福山雅治を主演に迎え、息子が出生時に病院で取り違えられた別の子どもだったことを知らされた父親が抱く苦悩や葛藤を描いたドラマ。大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多は、人生の勝ち組で誰もがうらやむエリート街道を歩んできた。そんなある日、病院からの電話で、6歳になる息子が出生時に取り違えられた他人の子どもだと判明する。妻のみどりや取り違えの起こった相手方の斎木夫妻は、それぞれ育てた子どもを手放すことに苦しむが、どうせなら早い方がいいという良多の意見で、互いの子どもを“交換”することになるが……。2013年・第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員を受賞した。良多を演じる福山は自身初の父親役。妻みどりに尾野真千子、斎木夫妻にリリー・フランキー真木よう子が扮する。

そして父になる : 作品情報 - 映画.com

 


映画『そして父になる』予告編 - YouTube

 

点数 78/100

そして父になるというタイトルの通り、野々宮良多(福山雅治)が父になっていく様を描いた作品。子供ができた時点で父であるのかとか、家族のこととかほんといろんなこと考えさせられた。子供が最後どうなったとかそんなのは気にならない。

野々宮一家と斎木一家の対比が凄くしっかりしているのはいい。

序盤では明らかに格差のある二家族で良多は斎木一家を凄く見下しているんだけれども、そのあとに貧乏なりでも子どもと同じようにして遊ぶ父、雄大(リリー・フランキー)や、それになついていく慶多(二宮慶多)を通して変わっていく良多はとても良かった。

お互いの子供を意図的に取り違えられた、野々宮・斎木一家の交流から様々なこと考えさせられるのはもちろんで。実は意図的に取り違えられたというのも、その看護師が当時再婚相手だった相手の連れ子とうまくいってなかったからやったという理由で、現在ではその子からお母さんと呼ばれている場面があったり。意図的に取り違えられたってわかった時は、無理にそんな要素入れて悪役作らなくてもいいと思ったけれど、あとからその場面が生きてくるので大正解だと感じた。また、良多の父親も再婚相手が居て、いまだに母のことを下の名前で呼んでいたり。

家族とはなんなのか。家族とはどうあるべきなのか。ということは各家庭それぞれ違うのだろうけど。いろいろ思うことは出てきた。

また仕事に熱心でなかなか家庭に向き合っていなかった良多の変わりっぷりには、ましゃうまいなあって凄く思った。

斎木家族のあからさまな底辺家族っぷりの描き方はすごく上手だった。親子のストローの噛み癖であったり、乗っている車がレクサスと、仕事用の軽バンだったり、玩具をなんでもなおしたり、斎木ゆかり(真木よう子)のちょっとやんちゃな感じもすごく好き。

田舎へ行くときの田んぼの中の高圧電線を映すのも、すごく場面が変わるつなぎとしても、田舎に来た感じを出すのにもすごくいい。いままで気にしたことなかったけど高圧電線って都会にないもんね。

樹木希林さんの義母の破壊力はすごかったなあ。あんなおばちゃんいるもん。

良多が写真に気づくシーンにはこっちもウルッときた。すごくいままで見せなかった弱みを見れた気がする。

琉晴(黄升炫)がやっているのがDSじゃなくてゲームウォッチやってるってところには笑ったなあ。逆にレアだわ。

 

将来父になる日は来るのかなあとか考えながら見ちゃいました。ハリウッド・リメイクも決定してるみたいなのでどうアレンジされるかそれも楽しみですね。

福山雅治主演『そして父になる』、米リメイク決定!|ニュース@ぴあ映画生活

 

ではでは