チャック・ノリス主演の映画地獄のヒーローを鑑賞したのでつらつらと
解説は映画.comから引用
ヴェトナムに幽閉されているアメリカ人捕虜を救出する一匹狼を描く。製作はメナヘム・ゴーランとヨーラム・グローバス。エグゼクティヴ・プロデューサーはランス・フール。監督は「13日の金曜日 完結篇」のジョセフ・ジトー。ランス・フールとジェームズ・クローザーの原案に基づきジェームス・ブルーナーが脚色。撮影はジョアオ・フェルナンデス、音楽はジェイ・チャタウェイが担当。出演はチャック・ノリスほか。フィリピンでロケ撮影。
Missing in Action (1984) - Official Trailer | HQ ...
点数 65/100
今回はじめて主演作を見た感想は、凄くアクション要素強くてチャック・ノリス・ファクトが生まれるのも凄くわかるんだけれども、どこか全体的に緩いんだよなあ。
ベトナム戦争から返って来たチャック・ノリスが、ベトナムに捕虜がまだいるから助けに行くんだけれども、いくら戦争で戦っていたからって今の時点でそうやって暴力沙汰おこしちゃだめだろってところとかそういうの気にしちゃうと、この映画は無理です。
ベトナム戦争から返って来たチャック・ノリスが、ベトナムに捕虜がまだいるから助けに行くんだけれども、いくら戦争で戦っていたからって今の時点でそうやって暴力沙汰おこしちゃだめだろってところとかそういうの気にしちゃうと、この映画は無理です。
あと突っ込みどころが多いのが凄く気になったなあ。あれだけマフラーでエンジン音がならないとかほざいてた割には、豪快な音出してたり、船に乗っているはずなのに突然敵の大佐が暗殺しようと現れたり。なんだかなあ。
あと、後半がただのチャック・ノリス無双になってしまうのがとても残念。
序盤に将軍、中盤に自分を恨んでる大佐が死んじゃうから後半はただ雑魚兵士をばったばったと撃ち殺したり爆破したりする一方なのがね。せめて大佐は最後まで生かせておいて見どころにして欲しかった。と言ってもチャック・ノリスは死を恐れてなどいない。死が彼を恐れているから死ぬはずもないんですけれど。
これがシュワちゃん主演で、囚われているのが愛娘ならコマンドーとかになるのにここまでアクション寄りにするとちゃんとした映画になるんだなあって凄く感じた。
これがシュワちゃん主演で、囚われているのが愛娘ならコマンドーとかになるのにここまでアクション寄りにするとちゃんとした映画になるんだなあって凄く感じた。
でもコマンドーのがやっぱり好き。
チャック・ノリスも敵陣に攻めこむ前にメイキャップシーンいれたり、コメディ要素いれたりすればね。まあ似合わないからこれでよかったんだろうけれど、なにか物足りない。もうすこしエンターテイメント性を入れれば見やすくはなるだろうけれどもベトナム戦争を題材にしてたりして、その辺は凄くシビアなところではあるなあと感じた。
そんなこんなでクレイモアで家を吹き飛ばしたりせず、ちゃんと爆薬を使って破壊してるところとかスパイダーマンのような壁上りを見せてくれるアクションなど、チャック・ノリスを好きになれる要素は多く詰まった1作だったのでお勧めです。
地獄のヒーロー2はこれの前日談のようなんでそっちも機会があれば見たいかな。
ではでは