シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー出演の大脱出を鑑賞したのでつらつらと
解説は映画.comから引用
アクションスターの2大巨頭、シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが共演し、最新のセキュリティで固められた監獄から脱出を図る男たちの姿を描くサスペンスアクション。世界屈指のセキュリティ・コンサルタント=脱獄のプロとして名をはせるブレスリンは、何者かの陰謀により犯罪者の汚名を着せられ、一度入ったら絶対に出られないことから「墓場」と呼ばれている監獄に入れられてしまう。その監獄の設計にもかかわっていたブレスリンは、自分を罠にかけた組織の陰謀を暴くため脱獄計画を練りはじめるが、そんなブレスリンの前に、凶暴な囚人たちを束ねるロットマイヤーが現れる。
点数 67/100
スタローンとシュワちゃん夢の共演作品。エクスペンダブルズでも共演してたけれどもまあそれはそれとして。今年の冬にエクスペンダブルズ3があるみたいなので楽しみです。
それはそうと今回の作品、大脱出。
タマフルでも言ってましたが最大の見せ場というかネタバレポイントであるところの、実は刑務所が船だったっていうのを日本ではあらすじに書いちゃってるところがもうなんというかだめでしょ。あれが一番の見せ場なのに。
ストーリーも突っ込みどころ満載すぎて。完璧と言われたその船の刑務所(通称:墓場)のイマイチ感に序盤に脱獄する刑務所のザルすぎる警備を忘れちゃうぐらい。
まず、ホブス所長が刑務所から脱獄しようとしているやつの本を参考に刑務所運営してたらダメでしょ。そりゃ最初は身分隠れてたからいいものの後半はその本人だって気づいているんだから、本に書いてあること以上のことしてくるってわかってる割には、その本を信じきっちゃってる。
ほかには、脱獄計画の1部に医師頼みの場面があるところ。もしそれをしてくれなかった時のこととか考えずにやっちゃってるよね。
あとはいきなり対立してたジャベドが脱獄仲間になってるところとか。そんなうまくいかないでしょ。映画のジャイアンばりにいいやつになってるのはどうかと。
あとセットがおもったよりちゃっちい感じに見えるのは仕方ないのかな。
あとは、脱獄ものだけに、どうやってここから脱出するんだろうっていうワクワク感。やっぱり脱獄物は一定のおもしろさがあるからいいんだけれども、今作はあの脱獄したあとのすっきり感が全くないのがちょっと。もうすこし、ショーシャンクとかクール・ハンド・ルークみたいなスカッとする気持ちがほしかった。
あと終わり方。ブレスリンがロットマイヤーにハメられてましたっていう終わり方はなんだかなあ。ちょっと嫌悪ムード漂ってるのに友情の一言で片付けちゃうのはどうかと。
あと、ラストシーンは一番の黒幕であったドレークが車がコンテナの中に閉じ込められてそれが貨物船の1部だったっていう終わり方でよかったんじゃないの?ただでさえ慌ただしく終盤駆け抜けてたのに時系列をグチャグチャにした編集はなんだかなあ。
そのほかにも突っ込みたいところが満載だけれどもあげたらきりがないので…
そんなこの映画にもやはりいいところはあるわけで。
まずちゃんとカメオでなくスタローンとシュワちゃんの夢の共演をさせているところ。どこぞのヒートばりに、同じショットに2人がはいってない映画っていうことにはならなかったのはいいね。(ヒートはアレはアレで好きだけれども)
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あとは、最後ではあるものの。スタローン、シュワちゃんの見せ場をそれぞれ作ってくれたところ。
といってもスタローンのアクションの最後はあっけないし、シュワちゃんもランボーバリに軽機関銃をぶっぱなしているだけなんだけれども。それでも熱いね。
中盤で少しあったけれども、もうすこし2人の直接対決とか見たかったかな。
ブレスリンが過去に殺された家族のはなしとか投げっぱなしだったりやっぱり気になったら仕方ないところはたくさんあるものの、ヨボヨボになりつつもこれだけのアクションを見せてくれる、スタローン、シュワちゃんには大きな拍手を送りたいね。
とりあえずこれの日本語予告作ったやつクビな
ではでは