ホステルでお馴染みイーライ・ロスが製作・出演したアフターショックを鑑賞したのでつらつらと
解説は映画.comから引用
「ホステル」シリーズのイーライ・ロスが製作・脚本・主演を務め、チリで大地震に遭遇したアメリカ人青年が体験する恐怖を描いたサバイバルスリラー。チリ旅行を満喫していたアメリカ人観光客グリンゴと、チリ人の友人アリエルとポロ。3人の美女をナンパして一緒にダンスクラブへと繰り出す彼らだったが、そこへ巨大地震が発生。略奪者や脱獄した凶悪犯罪者、余震の恐怖によって街が地獄絵図と化す中、一行は生き残るべく奮闘するが……。「シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2013」にて上映。
点数 73/100
結構前にタマフルのムービーウォッチメンで紹介されて気にはなっていたものの見る機会がそもそも日本では限定公開されるぐらいしかなく、近所のTSUTAYAさんでたまたま発見し、レンタルで鑑賞しました
鑑賞しててここまでため息が出る映画は久しぶりなぐらい、すごく辛い
なんといってもゴア表現のここまでやるかって言うような徹底ぶり。気分悪くなる人は多い映画だと思う
舞台はチリで言葉も通じないところに地震が起こるなんて考えただけでも怖い
地震が起こるまでに各それぞれの性格や個性を描いてるからわりと入り口としては入りやすかった
まあ地震後のパニックがもう怖い
辛いポイントが沢山ありすぎて辛い
クラブで地震に遭うと、柱の下敷きになる人から、棚に挟まれていた人を助けたら手が取れちゃった人までもうみてて辛い
掃除のおばちゃんに助けてもらい、地上に出たと思ったらおばちゃんが車で顔を轢かれちゃう。辛い
地震まえにゴタゴタがあったケーブルカーに怪我人を乗せてもらうも、ケーブルカーのワイヤーが切れちゃって死んじゃう。辛い
どうも刑務所が崩壊し、囚人が逃げ出してるようで、女目当てに襲ってきたものの何とか逃げれたと思った矢先に地震でグリンゴ(イーライ・ロス)の下半身が柱の下敷きになっちゃう。辛い
2人はジャッキをとりに行くが残りの女2人はその場に残るものの、囚人が追いつきグリンゴを尋問。結果女の子の1人がレイプされちゃう。辛い
グリンゴはレイプしていた囚人に石を投げるも、顔にかかっていたガソリンに火を付けられ焼死。辛い
ジャッキを取りに行った2人は消防士を助け出し、逃げてきた女の子と合流するもののレイプされた女の子は殺される。辛い
その後かくまってもらおうとした人にポヨが撃たれ、その後ポヨは隠れていたものの囚人に見つかりポヨは殺されてしまう。辛い
次にかくまってもらった教会の地下で神父さんがハシゴから落ち死んじゃい、女の子の1人は足にはしごの棒が刺さってしまう。それを抜くシーン。辛い
消防士だと思っていた人がジャケットを脱ぐとそこには刺青びっしり。実は囚人だった。辛い
ハシゴから落ちた女の子は囚人に窒息死させられて囚人が襲ってきた。辛い
囚人をなんとか倒し、外に出るとそこは海
なんとかたすかったあ、と笑いと涙と嗚咽で感情を爆発させるものの、海には大きな津波が。辛い
EDドーン。辛い
っていう辛いところしかないです
すごくいい人だと思っていた消防士が囚人だとわかった瞬間の顔とかほんと鳥肌モノだった
まあ、やりたい放題やってくれた囚人達にはなんのお咎めもないところとかは見ててすごく不快だったものの、それがまたこの映画の魅力に1つに感じるぐらい徹底した救いの無さ
主人公たちがここまで徹底的に死んでいってしまうのとか、簡単なように見えてなかなかできないと思う
ポヨのTシャツのセンスがすごくイカしてたっていうことが、この映画で一番心に残ったことかな
とにかくため息ばっかりとクルム伊達公子ばりに言われても仕方がないぐらいの気持ちにさせてくれる素晴らしい映画でした
ではでは