ジョン・カーペンター監督、カート・ラッセル主演のアクション、カンフー、モンスター、魔法映画です(この時点からしてB級臭がプンプン)
あらすじは映画.comより引用です
サンフランシスコ、チャイナタウンへやってきたトラック運転手のジャックは友人ワンの婚約者ミャオを迎えに行くが、彼女はその途中で怪しい集団に誘拐されてしまう。2000歳を越える怪人ロー・パンがミャオをいけにえにしようとしていることを知ったジャックはワンや仲間たちとともに敵のアジトに乗り込む。しかし彼らの前には、妖怪や魔術の使い手が待ち受けていた! カンフー・アクションを取り入れた、コミカルな魔界アドベンチャー。カート・ラッセルがドジ連発の主人公を演じて笑わせる。
点数 65/100
いやまあなんというB級作品
カート・ラッセル演じるジャックがトラックの運ちゃんなんだけれども、謎のカンフー集団とのドタバタに巻き込まれてしまう
はっきり言ってジャックはこのドタバタから抜け出すことは可能だったよねっていうところ
あんなこの世のものとは思えない人たちをみたら、いくらトラック盗まれたからって不気味なチャイナタウンに残ろうとは思わないでしょ
だからどうしてもジャックがいろんなシーンの中で浮いて見えてしまっていたのが気になったかな
多分そのへんも意図して作られてはいるんだろうけど、もう少し当の本人もなんかしらの危機感みたいなものがあってどうしても敵の親玉であるロウ・パンに立ち向かわなくてはならない理由が欲しかったところ
細かいところでギャグが入ってくるものの、どこか緊張感もなく眠くなってしまいがちな映画だった
アクションかっこいいし、ジョン・カーペンターが音楽も担当してるからものすごくかっこいいのに、殺陣がいまいちだったりストーリーが弱いのがなんだかなあ
気になるところ、例えばあの変な劣化版チューバッカみたいな化け物や、地下にいた化け物など掘り下げたらいくらでも面白くなるような要素が沢山あったのにその説明もあんまりされてないのはどうなのかな
一番最初にエッグが手を広げて電気ビリビリしてたのにそれもないし、サブマシンガンなのにピストルみたいな音で単発発射なのがそのへん何とかして欲しかった
終盤もドタバタでわりとみんなあっけなく死んじゃってるのが残念だったかな
嵐の三人組も個性が今ひとつなくて持ち味は特徴的な武器だけっていうのがなあ
でも終盤になるに連れてその独特な雰囲気と店舗の良い細かなギャグとアクションの魅力に気づいてくるので割と満足して見れたかな
ジョン・カーペンターがバンドを組んで歌っているED曲にも注目です
みんなでワイワイ突っ込みながら観る実況向け映画でした
序盤を耐えれば面白くなるので頑張って