ゾンビが人間に恋をして次第に感情を取り戻していく恋愛・ゾンビ・コメディ映画(ジャンルとしてまずおかしい)ウォーム・ボディーズを鑑賞したのでつらつらと
解説は映画.comから引用
食べるつもりで襲った人間の女子に一目ぼれしてしまったゾンビ男子の恋を描く異色のゾンビラブコメディ。謎のウィルスにより人類の半分がゾンビ化した世界で、生き残った人々は高い壁を築いて武装し、ゾンビから身を守りながら生活していた。廃墟となった空港に暮らすゾンビのRは、ある日、壁の外に食糧を調達しにきた人間たちを襲撃するが、ショットガンを構えた少女ジュリーに一目ぼれしてしまう。Rはジュリーを自分の住まいに連れ帰り、当初は戸惑っていたジュリーも、Rの優しさに次第に心を開いていくが……。監督は「50/50 フィフティ・フィフティ」のジョナサン・レビン。
点数 70/100
ジョナサン・レヴィン監督、ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ジョン・マルコヴィッチ出演のウォーム・ボディーズです。そういや、マルコヴィッチの穴見ようと思ってまだ未見だった。
なんといっても発想の勝利ですよね。ゾンビが人間に恋しちゃって人間の感情を取り戻すとか予告からしてすげえおもしろいじゃないですか。これをワールド・ウォーZについていた予告で見せられたらそりゃ見たくなりますよね
ワールド・ウォーZ(ネタバレあり) - りょーまの休日 好きなものすべて
結論から言うと、嫌な予感が的中しちゃったっていってしまえばそうなんですけど、予告以上のことは起こらないです。
映画が始まった瞬間に感じたことだけれども、Rがゾンビでもイケメンすぎて、ゾンビの中でも顔面格差がひどいなあってすごく感じました。
主人公のゾンビであるR(ニコラス・ホルト)の語りから始まるんですけど、ここの説明はあとからも一切なくて、ゾンビそれぞれに表には出さないけれども個別に考えることはしてたんですかね?ゾンビ友達のMももともと話そうとはしてたから、そういうことなんですかね。それでも飛行機の中に自分のお気に入りのものやレコードなど置いて家のようにしていたからどこか他のゾンビとは別だったのかなあ。
Rは、たまたま襲った人間集団の中の1人、ジュリー(テリーサ・パーマー)に一目惚れをし、仲間のゾンビから救うところから大きく動き出しますが、いきなりあんなことゾンビにされても逃げ出そうとするけどなあ。とかは突っ込んじゃ負け
その後ももともと住んでいた飛行場でしばらく暮らし、なんとか彼女の気を引こうとする場面はすごくRが可愛く見えました。ここでかかる曲のセンスとかすごくよかったですね。
飛行場から町へ帰ろうとする時にRとジュリーが自然に手をつなぐところは、見てるこっちもゾンビたちを同じようにすごく心を動かすような何かがあってとても良かったです。
その後Rたちになんだかんだあって、他のゾンビたちも感情を取り戻し始め、人間と一緒に骸骨を駆逐して人間と共存始めました。めでたしめでたしっていう終わり方
なんですけれど、ゾンビで世界崩壊してるんならそこの1部地域だけがそうなってもめでたしになってなくねってすごく感じました。他の地域のことは一切出てこずに、他の地域の人達はいないようなことも行ってた気はするんですけれどいくらなんでも都合良すぎないかなあとは
人間の軍隊がゾンビと骸骨が戦ってるところに遭遇したら有無を言わずにその両者を撃ち殺さねえかなあって。普通どっちも襲ってくる恐怖ないかな?
あと骸骨のCGがすごく浮いて見えるのは仕方なかったのかな。あそこまでデフォルメしてるからこそあんまり怖くなくストーリーに差し支えない程度の存在感だったのもあるしな。
まあ気になった点はそれぐらいで、全体的にゾンビ映画なのにゴア表現も比較的少なくて、ゾンビ映画が苦手な人でも純粋に恋愛映画として楽しめると思いました。Rがいままでに見たことのないような心が純粋なゾンビだからね
予告にもあるMの登場シーンとか素敵だし、世界観も世界が荒廃してから何年もあっているという設定もあって、The Last of Usに似ているかなあって感じました
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ちょくちょく入ってくるクスッと笑える小ネタはとてもいいし、すごく楽しめた映画でした
人間との恋とすればトワイライトシリーズに似てるのかな?
残念ながら未見ですが
ではでは